写真を撮るもの
本を読むもの
テレビモニターを観るもの
原画を観るもの
違った動きの人々がいる風景が印象的だった
「地上最大の手塚治虫展」
家から遠回りして20分の世田谷文学館にて行われている。
たくさんの原画に込められた手塚治虫さんのメッセージが
今の私にはとても響いた。
2階の会場は決して広くないスペースで
その会場に足を踏み入れた時
不思議に眼が潤んだ。
どういうわけなのだろうと
その展示物を見ながら歩みを進めて行くと
文学館の方たちのこの展示会に寄せた想いが溢れていたのからだろうと思った。
昭和2年に生を受けた手塚治虫さんは
戦前戦後を多感な年に過ごしたこと
生い立ちも手伝って
医学部を卒業してもまんが家となりその生涯を過ごした。
作品に込められたたくさんのメッセージが
今日本のアニメや漫画が一文化として世界でも先駆者になる影響と牽引をしたのだと思う。
平和への願い、社会性と夢のあるまんがたち。
私と同世代はきっと手塚漫画より手塚アニメに物心ついた時から
影響と感銘を受けたと思う。
虫プロのアニメがたくさん印象にあって
漫画も知っているつもりだったけれど
たくさん展示された原画のシーンも物に寄っては
名前だけしか知らない漫画もたくさん有って
漫画としてはなじみが少なかったことに気づいた。
宝塚出身だったとはいえ
阪大の医学部を卒業。
やはり、作品にはその知性も教養も溢れていたし
それがあったからこその作品群だともいえた。
手塚展の始まりは戦争の話の漫画からだった。
今の日本の不幸は、はじめてのことじゃない
過去にだってたくさんの災いがあって
そこを乗り越えた国民なんだ。
だから、闇雲な不安なんて持たなくって良いんだよ。
この展示は文学館の方たちの想いもきっとそこにあったのだろうと思った。
展示場の中には
たくさんの手塚作品である漫画本が置かれたコーナーがあって
たくさんの子も大人も読みふけっていた。
文学館ならではといえる展覧会だった。
手塚さん、文学館の方たちにとても勇気と元気をいただいたそんな感じ。
会期は7月1日まで。中学生以下は無料です。
また時間があったらいきたいな〜
超おすすめです。
手塚さんの10歳の時の鉛筆描きのはじめてのまんがが圧巻でした。
完璧を目指したと言われる手塚さんの原点と
原画、足跡は感動します。