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似た者同士。

お店が好きなの。
どんなお店にしたいのか考えてるだけで幸せな気分で満たされるんだ。
似た者同士。_c0199462_221337.jpg

だから、きっとこの仕事は止められない。
どんなに苦しいことも辛いこともそれ以上が自分の中にあるから。

最近、古本屋さんに興味津々の私。
もちろん自分でお店を出そうとかそういうんじゃない。
こんなに古いものなのにとっても新鮮にときめくものを感じるの。

あっちこっち、顔を出しているうちに街の古本屋さんじゃなくって、
気取りすぎない温かい有りそうでなさそうなお店を
ちょっと考えちゃった。

お店のスペースは2スペース。
高さの違うフロアでもいいし、空気の対流は有るけれど空間がちょっと変わるんだ
っていう間仕切りの小壁とかスクリーンみたいなのがあるの。

入り口にほど近くって、外の景色が見え隠れするそのスペースは
テラスみたいな席もいいかも、、は殆どが独り掛けのゆったりの肘付き椅子で
低めのサイドテーブルがあってね、そこに気になる本をね選んで吟味するスペースなんだけど
ようは立ち読みなんていわないでじっくり見てよ!って感じなわけ。

で、ゆったり椅子で本を読むならおともに珈琲やカプチーノが欲しいじゃない?
だけど、ブックカフェなんて野暮ったくしないでさ、
ご近所の一等うまい珈琲屋のねそれらを出前で取るわけ。
甘いものが欲しい人は、焼き菓子まではOKにするの。
お店の主に頼むと出前を注文してくれるんだ。

もちろん、独り掛けの椅子の席だけじゃなく、窓辺に向かったカウンターまであってね
ちょっとした比較検討もどうぞって。

奥のね古本売り場はね、きっちりとした明確なるテーマの本があるわけ、
例えば文字だけでない本。とか
インテリアと暮らしの本とかデザイン本とか。
お料理の本や、写真家の写真集。

書棚は、飴色の木の書棚で、背が高くないの。といっても目線は本の背表紙で
その先は見えないくらい。背伸びをしないでも取れる高さ。
だから本に埋もれた息苦しさもなくってゆったりした気分で本の河を泳いでいくの。

書棚の前だしのところにはピックアップブックコーナーがあって、
店主に寄る偏らない書評が書いてあるの。
同じ著者が以前こんな本を出していてあれからン年、彼の見方はこんな風に変わったとか。
この本のレシピは最高にいいとか。
無口でいつも微笑んでいるだけに見える店主の熱い想いがあるんだ。

場所は、都心じゃなくって、自然が近所に溢れたところで
海風が聴こえたり、樹々や鳥の歌が聴こえるようなところだったり、
河の向こうに夕日が落ちるそんなところだったり。

お店に来る人たちも、案外気取らない街の人たち。
店主はいつもレジの脇のちょっと大きな古い机に古い椅子で膝掛けを掛けて本を読んでいるの。
レジの周りには、小さな棚があって本にまつわる小物たち、栞やブックカバー、
ブックカバーとおそろいのデザインのノートやマグカップがあったり
本をいれて散歩が出来るバックなんかも売っているの。

学生、、そう高校生あたりがね、憧れに思うお店なんだ。
夕暮れの日差しが差し込むのんびりゆっくりなお店なの。

なんて妄想をして遊んでました。
お店のデザインはこんな妄想からすこしづつ現実に寄って行ってできていくの。

久しぶりにこんなことをしていたらむくむくとブログが書きたくなりました。

ずっと前、よくこんな妄想ショップとわざと品の欠けた名前の語り遊びをしていたの。
だからか、ふとそんなことが頭に浮かんで妹に話をしたら、私も!同じことしてた。
そう珈琲は絶対出前がいいねって!
私達って、密かに時差双子っていう説があるくらい似た者の時があるのです。
by sola-1-sola | 2010-10-23 22:12 | リフレッシュ

小さな玉から見えてくる世界とか。


by そら
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