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風。

私の故郷では古い歴史的建造物が多く残っていて
登録数も100を超えている。
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街の至る所には蔵があり、重厚な門もあり、
町家づくりの家が数多く残っている。
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というのはこのブログでも何度か話題に上らせてもらったが
どうやら重要伝統的建造物群保存地区の指定が決定となったらしい。

このところ都内の古い街を歩いていて感じたことは
無くなってしまった建造物の多いこと。
それを感じれば感じるほど真壁の街並に残る古い建物の重要性だった。

明治以降は石材の採掘で街は潤ってそういった重厚な建造物が多かった
陸の孤島のような街の中では進歩も少なく、時間がゆっくりと流れる中
これまでの古い建物を維持することに時間が費やされたのがいい結果になったのかもしれない。

街がそういう指定を受ければ、過疎化や、後継者問題に対してもいいカンフル剤になると思われる。
建物もいま以上に大事にしようという意識も高まるし、
街にいることの、誇りだって産まれるとと思うのである。

今この街は、交通手段がなくなっていたのだが、これはいい変化に繋がるだろうと思うのだ。

町づくりを進めてきた人たちにとっての20年。
大変な苦労だったと思う。
まだまだこれからも苦労は続けれど、それでも大きな方向の転換ができるように感じる。
今まで通り、焦らず急がず、自分たちのできることをして行ってほしい。
街の人たちが起した小さな風は大きなうねりになって行くように思う。
ゆっくりと真壁らしく、、、良い未来に続くことを願うのだ。

自分の故郷が国という公の機関からも認められたことは手放しで嬉しいことである。
by sola-1-sola | 2010-04-17 12:47 |

小さな玉から見えてくる世界とか。


by そら
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