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威力。

料理自慢の友人が以前ブログで紹介をしていた。
とっても気になっていたのに中々手がでなかった。
威力。_c0199462_9243646.jpg


お料理の半数以上は想像できる味。
最近外食が減った大きな理由は、何で作られているか見当がついてしまう。
というのが楽しみを半減させているのだと思う。
たまに、なじみのない国のものを食べるとすごく感激をするのもそんな理由から。

お料理の本に載っているのだって、そう。
ほとんどは想像の範囲。

このスチームフードの本は何度か書店の店頭でぱらぱらとしては
また今度、、そんな繰り返しだった。
なんでかって、
想像できないものばかりなんだもの。(←矛盾だらけの思考)

立ち読みだから、美味しいまずいという判断も出来もせず
別の本を手に取ってしまっていた。
先日の図書館チョイスの中で、何とか手にしたこの本。
家に持ち帰ってじっくり見ると、想像できないわけである。

料理は工程、手順を踏まえて行く作業の積み重ねだから、時間の問題はあっても
そんなに難しいと思ったことがなかった私。
もちろんマヌケな私だから、時折修正は必要になるけれど
それだからといって難しいと感じることではない。

そんな私が難しいと感じるものがより多く載っている。
うっかりと簡単だと思っていると、恐ろしいほど時間を要するものもあったり。

さらに蒸すという調理手段は味を濃厚に存分に表現する。
もちろんこのことは知っている。
知っているけれど、この本の料理をする時ほんの少し身構える。
蒸すという作業の、威力を見誤っては行けない。

のに毎度毎度、その出来あがりに驚く。

先日、落花生の生を茹でた。
理想とはほど遠い出来具合。
以前、友人のお宅で落花生の本場千葉からの茹でた落花生の到来ものをご相伴に預かった。
感激のうまさだったのに、どこもかしこも違う。
似て非なるものだった。

でそうそうと、この本にも載っていた
落花生を蒸すというのをやってみた。
これよーこれなのよー。
再会の味だった。


そう、茹でると蒸す。似て非なるものが出来上がるのだ。
蒸すとはなんと威力のあることなのだろう。



今日は、豚肉とこぶみかんの肉団子(…想像できないでしょ?)の予定。
by sola-1-sola | 2010-10-02 09:48 |

小さな玉から見えてくる世界とか。


by そら
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