消費者としての意識。

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このネックレス、結構すごいビーズが使われています。
ローマ時代のローマングラスが銀化しているんです。

ものを作っていると
作りたいものとうれるものが常に一致してるわけじゃなくて
ある意味そのパワーバランスみたいなものが大事だったりします。。

うちは不特定多数の方というより
リピートしてくださるお得意様が主流でそれはもうありがたいわけです。
ネットで販売を始める頃は
そんな高額なものは売れるはずなどないと思っていました。
手に取れるわけじゃないし、言葉と写真だけで伝えられるほどじゃない。
写真だってよすぎれば、がっかりされそうだし
よくなければそもそもの注文だってない。
文章だって飾りすぎればがっかりになり、素っ気なければ手は伸びない。

でも、作り手も買い手も血の通った人だから
というのは、ブログを通して感じてきたこと。
それに頼って、高額じゃないものを中心に出品し始めて
今は売れ筋、人気シリーズは決して安いものじゃない。
嬉しい誤算。

お客様に守られているなと思う出会いもいくつかあったり
始めてよかったなと本当に思っている。

最近、カールの販売圏が縮小されることが話題になっている。
縮小されるというのは、売れないということの答えだろうけど

スナック菓子はそんなに好まなくても、子供の頃からの定番のカールはお気に入り。
でもここ10年以上どこの店にもあるものじゃなくなっていた。
買いたくても、買いたい時にいつでも買えるものじゃなくなってしまっていた。
そうなると、記憶の中の遠い存在になって、拒絶ではなく、買えない現状だった。

今になって、とういうか今からもう、ヤフオクで高値で取引されているという。
消費者がうそー!というアクションの答え。

でも、買えない現状というのはファンの現状であって
置かないお店の内情はまさしく「売れないから」に他ならない。
その結果がいまになった。

なんか、個人商店がお店をたたむ時に似ている。
『商店街に1軒残っていた和菓子屋さんが店を閉めるというので、買ったの。』
先日出先でご馳走になったお茶うけのお菓子の話。

たまたま帰りにその店の前を通ると
今までにない人がごった返していた。
なくなると困るとか、なくなってほしくないと買い手は必ず口にする。
自分たちが足を遠のかせてきたことの結果なのに。

消費者には作り手やお店を守る義務がある。
自分たちが大事にしたいお店やものを値段だけで決めないでハートで買わないと
いつしか、商店街にはお店ではなく自販機だけになるかもしれない。
駅のキオスクみたいに。。。

守るのは私たちの義務です。


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by sola-1-sola | 2017-05-30 12:26 | Comments(0)

ものづくりと本と日々のはなし。


by そら
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