糖質制限、、、。
2017年 11月 02日
宮本輝さんは私にとっては特別な作家。
ずっと読み続けてきたのもそうだけど
2ページ読んだら50ページまではその世界に埋没して
寝食を忘れて読みふけてしまう。
この水のかたち、、、
面白かったけど、今までとはちょっと違った。
糖尿病の持病のある氏が行き着いたのが糖質制限できっと今、
自分の生活がキラキラして光を取り戻した感じなんだと思う。
確かに右を向いても左を見ても糖質制限という言葉に出くわす。
でも、、どうなんだろうか。
日本人の根幹であるお米をここまでゼロにしたり
その昔砂糖がどれほど大事だったか、、、
なんかちょっと悲しくなってしまった。
もちろん、糖質制限をすることできっとたくさんのいいことがあったのだと思う。
でもね、人間はDNAがそれぞれ違うし、DNAで合う合わないがあるというし
それが糖質制限だけ、誰も彼も合うのだろうか?
と言う疑問。
以前のマクロビオテックやローフードだって
いっときものすごく持てはやされてたけど
結局はこうして新手のものが出て来れば、、、
否定はされなくても、、ねえ。
お米農家だった母の実家や実家の近所のお米農家の人たちはどうなるの?
っていうか、あんなに冷静な宮本輝氏がこんな風に偏狭的に自分のスタイルをここまで表現してきたことに驚きを隠せない。
と、なぜ、私がここまで言うのか、、
だって随分前に炭水化物を1日1食ぐらいしか食べないでいたけど
そんなに変化がなく、、ただただ空腹だけが私を取り巻いて、変な間食ぐせがついただけで
勧められて初めても全くと言っていいほどいいことはなく
お米を食べてる方が、しっかりと満腹(腹八分目なりの)と空腹感を感じるようになった。
ご飯って大事だなとおもえて、もうこういうバランスの悪い食生活はやめるべきだなと反省したところ。
別の方法は絶対にあるんだからそこに足を踏み入れない方がいいと思う。
もちろん、それが必要な人だっていると思う。
そういう人だけにすべきじゃない?
ここまで偏った食生活を実践することに疑問を感じてしまう。。。
もちろん私がとやかく言う必要はないけど
こんな風に、物語の中でうっとおしくなるほど書かれるのはごめんだなー。と。。。
で
も、また別の作品読むんだろうな。(っていうか、明日注文しようかと思ってるのもあるんだな)
by sola-1-sola
| 2017-11-02 19:55
| 本